本議会質問

令和7年6月 定例議会 質疑・一般質問

2025年6月

質問項目

  • 1.公的制度の網から落ちた人への行政の備えについて

    ・奈良市は、介護保険を利用できない単身高齢者など、制度の狭間で孤立する“見えない存在”にどのように対応しようとしているか質問しました。
    ・今後さらに増加が見込まれる社会的に孤立した高齢者に対し、本人の意向を汲み取った医療・福祉の連携体制を今から整備していくべきと考えますが、市の見解を質問しました。
    ・今後拡大が懸念される「お一人様」や「無縁社会」への対応として、奈良市はすべての命に等しく支援が届く体制づくりに政策的に取り組む考えがあるのか質問しました。

  • 2.いのちの電話につながる声に対する対策について

    ・全国的に10代の自殺が増加する中で、奈良市における若年層の自殺の現状について質問しました。
    ・これからの未来を担う若者が自ら命を絶つのが増えている状況に対し、市は、どのような対策を講じているのか質問しました。

  • 3.女性の貧困を内包した「人権課題」について

    ・女性の貧困が深刻化する中で、特にひとり親世帯や非正規雇用の女性が抱える課題に対し、奈良市はどのように向き合い、支援していこうとしているのか、その姿勢を伺いました。
    ・女性の貧困は子どもの貧困にも直結し、貧困の連鎖を断ち切るには、女性の生活困難を直視した人権課題としての具体的な政策対応が必要と考えますが、本市の見解を質問しました。

  • 4.自立困難な高齢世代の増加に対する行政の備えについて

    ・就職氷河期世代が抱える複合的な困難に対し、奈良市は重点的な支援対象と認識しているのか。特に中高年のひきこもりや就労困難者への支援体制と、今後の具体的な施策・方向性について質問しました。
    ・今後、自立が困難となる高齢世代の増加が確実視される中で、奈良市はその現実をどこまで見据え、どのように備えようとしているのか。将来の制度破綻を傍観せず、市としての対応方針を伺います。