2025年1月
質問項目
- 1.コメ作付面積及び収穫量の把握について
(1)コメ作付面積及び収穫量の把握について
・米の価格高騰や品薄が続く背景には、農家の高齢化や担い手不足による作付面積の減少があると考えられます。こうした中、市として米の作付状況や収穫量などの動向をどのように把握し、現状をどう認識しているのか質問しました。(2)コメ作付面積及び収穫量の推移について
・具体的に、奈良市内の近年のコメの作付面積や収穫量の増減などの傾向について質問しました。(3)営農の効率化、大規模化への支援について
・米の価格高騰が続く中、奈良県では作付面積・収穫量が減少し、農業者の収益にも結びついていません。中山間地域が多い奈良市において、生産の大規模化・効率化を後押しする施策や支援体制について、市はどのように考えているのか質問しました。(4)コメの販売・流通への支援、消費拡大への取組について
地理的条件に恵まれない奈良市で持続可能な米作りを進めるには、生産効率の向上だけでなく、適正価格での流通促進と市民の消費拡大が重要です。こうした取り組みについて、市の現状認識について質問しました。
- 2.奈良のシカ保護管理計画について
(1)鹿苑の特別柵における収容方針の転換について
奈良のシカ保護管理計画の検討委員会が3月に開催されています。新聞報道にありましたように鹿苑(ろくえん)の特別柵におけるシカの収容方針について、大きく方向転換する考えが示されましたが、その概要について質問しました。(2)奈良のシカ保護管理計画検討委員会での本市の役割について
この計画は奈良県が策定主体かと存じますが、計画検討委員会において、奈良市はどのような役割であり、どのように関与しているのか。また、どのような連携体制がとられているのか、具体的な内容について質問しました。(3)シカの管理について
奈良のシカは文化的象徴である一方、農業被害も深刻です。保護と被害防止の両立が求められる中、奈良県が実施する「奈良市ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画」による農林業被害対策が実施されてきましたが、その概要について質問しました。(4)奈良市ニホンジカ第二種特定鳥獣管理計画への地域の声の反映について
農業者の声を計画に反映するには、本市の意見が策定段階から重要です。特に担い手減少とシカ被害が深刻な鼓阪地区での悪循環について、市はどう認識しているのか質問しました。(5)シカによる農業被害の厳しい状況と本市の施策について
奈良公園周辺ではシカによる農業被害が深刻化し、営農継続が困難な事例も発生しています。既存の防除策では不十分な現状を踏まえ、市はこの被害の実態をどう認識しているのか質問しました。
- 3.新ならまちにぎわい構想と旧奈良監獄ホテルについて
(1)奈良監獄ホテルと鴻ノ池運動公園の一体的活用に関する市のビジョンについて
奈良監獄ホテルと鴻ノ池運動公園の一体活用によるエリアマネジメントが必要と考えますが、市のビジョンや戦略は示されていません。この一体的な活用についての市の考えについて質問しました。(2)奈良監獄ホテル開業に伴うにぎわい創出と市の役割について
全国注目の奈良監獄ホテル開業を目前に、市のにぎわい創出策が見えません。民間任せでなく、新奈良町にぎわい構想の視点から市が果たすべき役割と宿泊後の回遊を促す導線設計について方針について質問しました。(3)奈良監獄ホテル開業に向けた市の政策と連携体制について
開業まで1年を切る中、事業者との具体的な連携が見られず、市の対応はスピード感を欠いています。奈良市として今後の連携やにぎわい創出に向けた具体的な政策を持っているのか、その考えについて質問しました。(4)奈良町にぎわい室の設置と今後の活性化方針について
奈良町にぎわい課が廃止され、観光戦略課に新たににぎわい室が設置されました。一定の進捗があったとされる奈良町及び周辺地域のにぎわい創出について、今後の活性化に向けた観光戦略課の方針と取組について質問しました。。以上 について質問をしました。詳細は質問内容を動画をご覧ください。