今月の報告

令和3年 4月に思う事
【想像出来る事…】

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ようやく桜の満開となりコロナ渦の中での余波を気遣われながら、お花見に出かけられている事と存じます。4月は新しい年度を迎えて、役所内では異動や退職と人事にも変化が大きく、私自身も一緒に仕事をしていた方々と別れを惜しみながら過ごしました。

さて、令和3年度奈良市一般会計の関連予算が全て成立し、ここから新しい年度が始まります。 先頃の新聞報道では2020年の小中高生の自殺が最多の499人、女性の自殺者の増加も目立ち7026人にも上る数であった事から考えると、奈良市内にも困難中で生活を余儀なくされている方が多くいる事は容易に想像できることです。 

生きにくかった社会が、コロナ渦で更に健康・家庭・経済・生活問題へと波及し、自殺を選ぶ方が多く出てしまっています。 奈良市においても直接見えない、声を上げて来られない方々にこそ目を向けられる施策を一つでも多く作り、行政としてのセーフティーネットの網を広げる事に全精力を傾けていかなければならないと感じています。非正規雇用の方や弱者と呼ばれる方々の雇用状況も決して良くありません。

必要な方々へきちんと予算配備がされるように注意してみていきたいと思っています。

改選が近くなり、空気がザワザワし始めていますが、この任期を終える時まではしっかり仕事をさせていただこうと思っています。

ワクチンの接種の順番をお待ちの方々も身体の調子を整え、元気な方々も黄砂や花粉症・春の風邪に気をつけてお過ごしください。

奈良市議会
鍵田美智子

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