今月の報告

令和3年 2月に思う事
【声を上げる事…】

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今年の春を呼ぶ奈良の行事はコロナの影響で様々に変化を余儀なくされ、感染症対策の対応が強化されています。今年の節分祭は2月2日となり、1日早くなった神事で、このまま奈良の霧を払っていただきたいと願ったのは私だけではなかった気がしています。

1月最後の日曜日の朝に雑司・川上農家組合の方々が寄合って、手向け山八幡宮の奉納する田ごけを作ってくださっていました。これまで何百年にも渡って行ってきた手作業は同時に伝統や文化を創り出して、一つ一つが市井にいる住民の手から紡ぎ出された歴史そのものだと、改めて地域を守る意味を実感しました。

さて、現在緊急事態宣言が3月7日まで延長され経済環境の悪化や将来への不安が日本中に蔓延しています。私達の街でも生活困窮者や困難事例の世帯が増えているのは容易に想像が出来る事態です。当たり前が当たり前でなくなった今の社会情勢において今の働き方や暮らし方を見直す必要性が出ています。

災害時にも等しい社会情勢の中で、誰を助けて誰を守らないといけないのか?明確にセーフティーネットを敷いて行く事態だと思います。その為に行政があり政治があると言っても過言ではありません。 命を守り生活を守るのが行政の本来の役割であり、助けられるべき人がいるなら、助けないといけないのが行政の務めです。必要なかたへ、政治が助けに入る事も皆様が持っている権利です。

声を上げてください。
我慢せずにお声をあげてください。
届けるのも議員の仕事です。

奈良市議会
鍵田美智子

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