今月の報告

令和元年 10月に思う事
【大きな節目】

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 10月5日 紅葉の始まった、国宝の転害門で転害会が開催されました。今年は50年ぶりに「御鳳輦」と呼ばれる神輿が完成し、手向山神宮から転害門までお渡りがありました。

 鼓阪地域の街の中心にある国宝の門で、1300年もの前から連綿と繋いできた歴史の重さを今更ながら感じる機会となりました。

 そして、10月22日は令和天皇の即位式を控え、自分が歴史の中の大きな節目の中にいる事を実感せざるを得ません。

 さて、9月は奈良市議会では定例会が開催されおよそ1300億の決算審議が行われ、全てが承認され可決されました。

 一切無駄遣いが許されない硬直した財政である事を目の当たりにし、今議会も多くの指摘を行政側にはさせていただきました。

 多くは行政のあるべき姿、公平・公正が成されていない事に対する指摘です。

 公金を扱えば扱うほど、意識の中にその重みや使命が麻痺をして行かれるのか… 現在の奈良市は包括外部監査にも領収書の添付や積算根拠の曖昧さを指摘されています。

 その為に私達議員が存在しているわけですが、悲しいかな、相手は行政職員のプロ集団です。この予算の使い道全てに目を通す事は難しく、必然的に自分の分かる範囲で精一杯、決算書に目を通していく事になります。

 今、日本国内の各地で行われているラグビーの選手のようにはいきませんでしたが、気持ちだけは、後ろに引かない、勇猛果敢に奈良市のお財布の隅をしっかりほじくる仕事はさせていただきました!と、 ご報告させていただきます。

 これまでの議会改革で、奈良市の議会も視聴しやすくなりました。定例本会議や決算審議も私達議員が、何を発言し、どの様な考えを持っているのか?チェックをする事が出来ます。スマホからの視聴も可能ですので、関心を持ってご覧いただければ嬉しく思います。

 さて、しばらくは、秋の深まりを感じながら、変わりゆく歴史的変化を皆様と共に過ごしていきたいと思っています。どうぞ皆様も、夏の疲れや、体調の変化に少し注意して元気にお過ごしください。

奈良市議会
鍵田美智子

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