今月の報告

平成30年 12月に思う事
赤レンガさんに教えてもらった事

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 先月、地元の般若寺町のある少年刑務所の跡地活用で現在の姿をとどめる形での最後となる赤レンガフエステイバルが開催されました。3日間の総来場者数は招待者数を含むと3万人を超える方々が来場されたようです。
 
 正門前で私自身も3日間のボランテイアの協力をさせていただきましたが、気持ちの中で不思議な感動を覚える時間を過ごすことが出来ました。
 
 110年余り、少年たちの矯正教育の場として存在し、塀の向こうで沢山の想いを重ねて過ごした子供達が大人になって、家族とまたこの場所を訪れ、懐かしむ姿には多くの伝わってくる何かがありました。
 
 成功者もいれば今も苦難の中にいると連想させる方、だけど誰もがみんな一生懸命生きていて同窓会に来たような懐かしさで少年刑務所の足を運ばれる姿は、どの方も人としての愛しさを感じさせていただく事が出来ました。
 
 苦難に襲われても、前を見て立ち上がり、赤レンガの風雪に耐えて新しい使命を持って生まれ変わる少年刑務所の様に、これからも生き続けなければならないのだと気づかされたような思いでいます。
 
さて 12月に入り、重要案件が目白押しの本会議が始まりました。
 
 ごみ料金の改定を再度提出してこられた補正予算案関連の質疑、市民環境員会に付託された新しい請願も上程されています。
 
 来年度予算の概算要求も水面下では始まっており、全てが来年に繋がる大切な議会となっております。
 
 機会があれば皆様には我々の審議に耳を傾けていただき注視していただければと存じます。
 
 寒さも忙しさも本番となってまいります。慌ただしい年末となりそうですが、風邪をひかれませんようにお身体に留意して どうぞ元気にお過ごしください。

奈良市議会
鍵田美智子
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