今月の報告

平成30年 7月に思う事
【論功行賞】

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6月の定例本会議が終わり新しく役員改選が行われ議会も新体制が整いました。私自身も市民の皆様にお知らせしなければならない事があります。
 
議長選挙の当日に会派の一員から会派の解消の申し出があった為、3人会派を維持できずにやむなく所属していました会派【市民の声 奈良】を解消するに至りました。
 
 議会の外から見ればコップの中の争いで何をやっているのかとお叱りを受けそうですが、急転直下で私自身も戸惑いを隠せません。
 
 6月28日の新聞報道では自民党奈良市議会の幹事長が各委員会のポストについて、「お世話になった人には感謝したい」と論功行賞的な配分を示唆しているとの記載がありました。会話の前後が分からず意図する所は分かりませんが、奈良市議会において在籍している議員としては新聞紙面において、この様な文字が躍る事に恥じ入る思いです。議会の外から見たら、一体どんな風に我々は見えているのだろう?って正直に思います。
 
今回の役員改選では自分の会派を結果的に割る事に繋がりましたが、最後まで奈良市議会の為に動ける人物を議長・副議長として選ぶ事にこだわりました。
 
数年前に議長選挙に出られた方が、
 「奈良市と奈良市議会の為に働き、奈良市が県下・全国において恥ずかしい事になってはいけない。」
 「この1点において仕事をするのが自分の役割である。」
この様に思って2年間奈良市議会の運営に当たられました。
 私自身はこの議長のあるべき姿が今も心の中に強く残っています。
 
自分や、自分の周りの利益の為に働き、その力を持つことに腐心することが今の政治の姿として見えている事に忸怩たる思いでいます
 
【利他の心】

他人の利益を重んじ、他人が利益を得られるように振る舞おうとする心
 
文字通りの言葉ですが、何を青臭いと言われても市政に携わる我々議員が胸におく言葉ではないでしょうか。

7月から新たなスタートをします。
私らしく仕事が出来る【改革新政会】の会派に入会させていただき、
奈良市の為、奈良市民の為に引き続き仕事をさせて頂きたいと思います。

ご理解を賜りまして 今後も人を裏切らない、奈良市民の皆様を思って市政チェックが出来る議員の務めを果たしていきたいと思います。

間もなく本格的な夏がやってまいりますが、お体に留意して元気にお過ごしください。

奈良市議会
鍵田美智子

 

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