今月の報告

平成29年 3月に思う事
【観光協会の問題】

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少し陽ざしも柔らかに感じる日々が増えてきて、明日は雛祭り
娘たちの小さな頃はどんなに忙しくてもたとえ前の日になったとしても 飾り付けていた雛飾りです。
 
いつの間にか 季節の決まりごとに気づかない振りをする生活が続き、戦う母は仕事onlyの日々です。
  
3月に入り平成29年度の予算審議が始まりました。皆様からお預かりしている税に対し、使い道を精査していく大切な本会議です。これまで議員として、決算審議には加わってきましたが、予算審議に初めて委員として入り、一般質問と併せて審議の時間を頂きました。
 
7月には改選を迎えるため、落ち着かなくなって来られた方もいますが、責任ある仕事を抱えている私は目の前の仕事に精一杯向き合いたいと思っています。
 
目の前に大切な仕事が、本当に大切な仕事が、今 私にはあります。
この度、私にとって4年の集大成とも言える最後の仕事が観光協会への質疑となりました。
本来 議員は、外郭団体への質疑は直接出来ない事になっていますが、奈良市の補助金・委託料等の税金が投入されている事に対しては議題として取り上げることが出来ます。
 
現在 国の地方創生事業やインバウンド事業の施策で、観光都市である奈良市には多額の交付金が下り、そのまま観光協会へ流れている事実があります。
奈良市観光協会は、これまで観光に根差した文化事業や、交流を活かした観光力強化事業に力を入れてきましたが、仲川市政に代わってから 底にある深い流れが大きく変えられました。
 
これが、真に市民の為になり、なおかつ税の無駄遣いを無くす事や、歴史や文化の誘いになれば、何も言う事はありませんでした。現実は違います。
観光協会に志を持って就職をされた正職員を外に出向させ、変わりに何人も市職員を送り込み、事業とお金を注いで観光協会の組織を作り変えようとしています。
 
・平成24年に登用した執行役員の給与は約1000万です。
 ※(前執行役員は300万です)
・観光センターの改修で新たにイタリアンカフエの民間業者の募集に対し2800万円の予算をかけます。
 ※(平成24年に内部改修1100万円をかけ、4年で無駄になります。)
・執行役員の出向元の会社には、99%以上の落札価格で事業が流れています。
 
行政には公正さと公平さと、何より 正しい税の使い方が求められます。
 
もう市長と対峙し議論をする機会は残り少なくなってきており、数々の疑問に、この機会大切に使って、質問しようと思います。※(質疑予定・・・平成29年3月7日 10時)
 
心に思った事、考えている事、静かに皆様にお示しをしたかったのですが、頭の中がどうやら仕事の中身しかないようで、いつもと違う思う事になっています。お許しください。
 
間もなく本格的な春がやってきますが、どうぞ皆様お身体を専一にしてお過ごしください。
 
奈良市議会議員
鍵田美智子
 

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