平成29年の東大寺二月堂修二会に奉納する籠松明の竹が京都府田辺市から 11日の早朝奈良へ運ばれてきました。
今年で山城松明講社からは約40年に渡り根付きの竹を送り出していただいています。
又 迎える奈良市側の転害門前には奈良街道まちづくり研究会や奈良阪町の和太鼓さん、地元の方々が寒い中、お迎え式を実施して下さいました。
お迎えしていただいた方々も10年以上前から手作りで善哉を振る舞い、心を込めて接待していただいています。
今年は節目の年として、木津川市長、奈良市副市長が出席され、お祝いの言葉を述べられていましたが、いつの時代も初めは市民の温かい想いから始まり、引き継がれています。
お祭りが無くなり、人口減少に歯止めがかからなくなっているのは、この鼓阪地域も変わりありませんが、この地域に国宝の転害門が存在している限り、この竹送りのお迎えも地元の皆様と共にしっかり繋いでいけたらと思いました。