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2016年 年末のご挨拶

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 今年も奈良市民の皆様には数々のご支援を賜りながら、1年を過ごすことが出来ました。
 
これも皆様の温かい励ましをいただいていたからだと感じています。
 
思えば 今年は、新斎苑建設基本計画に始まり、新斎苑建設基本計画で終わりました。
 
1年間を通し 自分の責任を常に意識しながら 取り組んできたつもりです。
 
12月定例会で、8200万の補正予算案が採決された事により、平成27年度だけでも1億円の関連予算が執行される事となりました。昨年の12月の末にいきなり、新斎苑建設基本計画に係る市民アンケートを送付された時から、ひたすら本市は一度も立ち止まることなく突き進んで来られました。
 
もし、この新斎苑建設基本計画の話が自分の住む近くであったらと皆様はお考えになったことはあるでしょうか…
 
賛成されますか?
それとも反対?
どちらでもない……
 
白毫寺町にある現火葬場の老朽化は待ったなしの状況である事は、周知の事実で、これまで親しい方々を送ってきた事がある奈良市民の皆様は胸を痛めて来られてきたと存じます。
 
この新斎苑建設基本計画が動き出す事によりこれからは地元住民の想いが置き去りにされていきます。地元住民のコミュニティーを破壊しながら…
 
 現市長は来年で8年間市長として在席された事になりますが、その内の在席期間の多くを無駄にし、また迷走した挙句に、現候補地に戻られ、基本計画に着手されました。合併特例債を手玉にして説明もされていますが、行政側が地元住民を大切にし、市民理解を重要視するなら、全ての合併特例債の使用に重きを置くのではなく、市債の発行も視野に入れながら動く事もできますので、この様なギリギリのタイミングを計っていく事もしなくて済んだはずです。
 
要は、市民を思う覚悟の問題です。
 
判断の誤り…
手法の誤り……
時間の見誤り……
  
数々の誤りを犯されたと私は思っています。
 
私自身は、これからも 奈良市の議員として 一人一人の思いに寄り添い、行政のチェック機能を果たすべく、また1から勉強していきたいと思っています。一つの結果は出ましたが、常に流されることなく、自分が正しいと説明が出来る判断基準を持ちながら、皆様の前に立ちたいと思います。
 
多くの皆様の前に出て説明をすべき所ですが、この場をお借りしご報告しますと共に 来る年が 皆様に幸多い年でありますことをお祈りし、年末のご挨拶に代えさせていただきます。
 
深く深く感謝を申しあげて……

奈良市議会
鍵田美智子

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