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奈良市の名誉【市長の浅はかさ】

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連日、マスコミで奈良市環境清美センターの立体駐車場の4階に設置されたトレーニングルームの私的流用を問題にされている事実があります。

7月22日は、お昼の番組で生放送で取り上げられていましたが、多くの間違いが事実のような報道のされ方をしている事に奈良市議会の議員として憤りを感じています。

マスコミから、報道されれば 全てが真実であるかのようになっても困りますので、議員として知り得た事実だけを市民の皆様にお知らせをしておきます。

このトレーニングルームは、平成11年6月に開かれた職員安全衛生委員会環境清美部会の席上、「事故を未然に防ぐ体力向上の目的で健康器具購入依頼」がありました。

平成12年3月予算化され、7月に備品購入費50万をかけて、事務厚生棟3階に設置され、この時利用職員有志で健康器具も購入し、同時に設置されました。

しかし、設置下の階の振動・音響の為事務に支障が出た為に移動要望が出た為、今回、問題となっている場所に移動する事になったのです。

もちろん、当時の責任者の了解の元です。

施錠は、当初していませんでしたが、部屋を荒らされた事があり、その為、施錠することとなりました。

問題が2点あります。

この場所では、消防法、建築基準法には抵触している恐れはあったと思います。

その事も、当事者側は理解していたからこそ、利用者双方の話しの中で撤去に向けて動いていた矢先の事でした。

ならば、何故 こんな報道の仕方や連日のマスコミ批判にさらされる事になるのか?

一連の報道のきっかけは、市長記者会見で、発表された事によります。

市長は、この情報を出すにあたり、現場の職員や過去の経緯の聞き取られて情報の真偽の確認をされていません。

また、この情報を出すにあたって、出し方の調整をする職員も周りに居なかった事になります。

私には、この事実の方が 恐ろしく感じます。

36万の中核都市の市長が、センセーショナルな情報を間違えて自ら出し、しかもマスコミが連日、行政作業を行う敷地内の駐車場で責任者不在の中で生中継をして意図的な報道をする!市長の撒かれた種を誰が拾い、誰が責任を取るのか!恐ろしくなる事です。

しかも市民の皆様には、確かな事実が伝わっていない現実があります。

8月に開かれる市民環境委員会では、市長が口にされた、

「トレーニングは家でやればいい、行政代執行も考える」

も含め、このような不名誉な話しに発展した経緯も全てしっかり議論をしていこうと思っています。

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