奈良市転害門観光案内所(通称てんかつさん)で七夕様の夜、素敵な歴史講座が開催されました。
「松屋会記」って聞かれた事 ありますか?
お茶を嗜まれる方はご存知の方も多いのかと思いますが、室町時代〜江戸時代始めにかけてきたまちに住まれていた「土門」さんと言われた茶人が三代に渡って書かれた茶会の記録です。
きたまちに住まれていたんです。
昨年から この「松屋会記」を4回に渡って、歴史家の先生や宮司様等の専門家に解説して頂き、講座を開催されていました。
今回は、おさらい講座です。
講師は 倉橋みどり さんです。
入江泰吉旧居のご案内も頂いているので、優しい語りにファンの方も多い事と存じます。
私も その1人ですが、昨日の講座は圧巻でした。
わずか90分の時間でしたが、みんなで鎌倉から江戸のきたまちまで出かけて、そのまま映画か、ドラマに出演する大スペクタクルの奇跡を作りませんか!って、夢まで見させていただきました。
きたまちも歴史の町です。
町に住む1人1人が、その事を大切に思い、優しく 心豊かに暮らされて いるのが手に取るように分かります。
主催者の和束さんと倉橋さんが、合間に話されるミニトークが面白くて、チョットどっきりして…
実は この「土門さん」のお墓が、またまた地元の三笠霊園にあるそうなんです。
我が家のご先祖様も三笠霊園にいらっしゃって、ご縁だなぁなんて思ったのですが、鍵田は「山のお墓は返す」って言ってましたので、この由緒ある話しを聞いたらビックリしたと思います。
少し現代のお墓事情も混ざった話になりましたが、素敵な七夕様の夜になりました。
秋には、「松屋会記」のシリーズ第2弾が始まります。
是非、歴史のまち、きたまちにお出かけください。