難しい題材ですよね。
でも、この計画を市民の皆様に分かりやすく説明が出来ないのであれば、誰の為の計画か?という事です。
奈良市は皆様からの税金をお預かりし、運営するにあたり計画を立てて行政運営をしています。
この計画は、基本構想[10年]、基本計画[5年]、実施計画[3年]で構成されています。
9月から審議していた奈良市第4次総合計画は、基本計画の後期5年を策定していくために時間を費やしてきました。
その最終質疑で市長を答弁者に立っていただき、討論・採決をして終了していくのです。
昨今の社会情勢の変化は単年度でも大きく変わっていきます。
市長は、その中でも3年で取り組む重点取り組む項目を15項目上げられました。
1.ゴミ関連業務の民間委託拡大
2.給与、福利厚生事務の民間委託
3.公営企業への民間活力導入
4.新斎苑整備事業の民間活力導入
5.外郭団体の経営改革
6.小中学校の規模適正化
7.幼保の規模、配置適正化
8.補助金の見直し
9.施設使用料の見直し
10.家庭系ごみの有料化
11.公共施設の総量最適化
12.市税債権回収強化
13.行政財産貸付、寄付等の活用
14.行政評価活用事業の見直し
15.効率的な事務執行
大切な施策ばかりですが、大事な事は、市民生活に直結した事業でも市長は説明責任を果たされずに事業計画を立てられました。
家庭系ごみの有料化をあと3年でする事を了承していく事になってしまうのです。
市民の皆様には、なるべく今、奈良市で計画されている事に関心をお持ちいただき、暮らしに直結している事をご理解いただきたいと思っています。