行ったことのなかった奈良市埋蔵文化財調査センターで、H27年秋季特別展が開催され多聞城と郡山城の遺跡、出土品が展示されていたので見学をしてきました。
一言、「凄い」 です。
5.6世紀から、ついこの間までの歴史遺産がドッサリそのままに展示がされていました。
多聞城の瓦性建物の屋根の遺構と思しき品や、数年前まで建っていた病院の跡地の遺構写真、法蓮町から発掘された瓦の数々と歴史がそっくりそのまま展示されてありました。
時空を超えたロマン!って、こういう光景を言うのでしょうか。
若草中学に通う子供達はグラウンドから毎日東大寺の甍を見て、奈良の奥山に抱かれた世界遺産の中で過ごす日々を、後から振り返った時に初めて、その贅沢な事に気がつくのでしょう。
しっかりと後世に繋ぐ役割を果たしながら自分自身も、こんな贅沢な時間を過ごす事の大切さを意識した見学となりました。
10月16日〜12月26日まで開催されていますので、皆様も古代ロマンに触れてみて下さい。