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「血税投じて飲食」見出し

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6月19日 奈良日日新聞の一面に6月定例会の代表質問で取り上げたならまちセンターの事が詳しく掲載をされています。

担当課や関係者に詳しく聞き取りをされている様子で、事実がそのまま記載していました。

私が質問で主張したかった事は、ならまちセンターは「市民福祉を主眼に置いた施設」であり、市長が言われる所の「観光が頭にあるにぎわいを創出する場所」ではない事が一番にありました。

平成1年から27年余り 図書館や展示スペース、市民ホールを使い 沢山の方が発表や活躍の場として利用し、自分達の想いを紡いできた場所です。

それが、観光を拠点とするような「にぎわいの場所」としてカフェや洋風居酒屋に目的外変更を力技でする、こんなやり方は許せるものでは、ありません。

閉店を余儀なくされた、ならまち喫茶の開業の時に提出をされた資料に「天然酵母のパンを使い 奈良に住まう方や 訪れる方に喜んでいただき、この歴史ある街で仕事をさせていただきながら街にも貢献していきたい」と しっかりコンセプトを打ち出されていました。

それが、わずか1年半で奈良市の都合で追い出されるような形の閉店では、余りにも 申し訳なく思います。

設備投資をされていたはずですから、きっと減価償却もまだ終わっていないと思います。

これが、奈良市のする事、行政のやり方、きっと思われているでしょう。

でも 間違っています。

行政だからこそ、公正性、公平性、透明性が求められ、そこには高いハードルを作っておかなければいけません。

何故なら、皆様の税金だからです。

税金を払う事が、義務として求められている以上、それに見合う基準は 絶対に緩められません。

税金を一円たりとも無駄に使ったりズルく使う事は許されません。

そうでなければ、限られたお金でやり繰りをしている皆様に本当に申し訳なくて…

今後も引き続き注視していきます。

      

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