平成26年度の鼓阪小学校卒業式が挙行され、24人の六年生が卒業をしていきました。子供達が少なくなって過小規模の学校になってはいますが、先日の中学校でも思った事ですが、子供達を温かく しっかり包み込んで教育をしていると実感出来る卒業式でした。
地域の関係者もそれぞれが、それぞれの立場で子供達を見守り、学校にもかかわってきていますから、子供達に対する想いが熱くて温かです。
少子化を逆手にとって、この街は 子供達をみんなで育ててきました。学校が世界遺産の場所にあり、100年続く歴史のある学校ということもありますが、それだけ地域の皆様に支えられて、子供達は育ってきて、その事を 子供達自身が一番 実感しているようでもありました。
中学校でも、小学校でも 参加者全員で巣立つ子供達の次のステージの幸せを祈りながら、全員で心を込めて送り出すセレモニーは、いくたびに心が熱くなって帰ります。
子供達の節目に立ち会い、参加させていただき 嬉しい限りでした。
校長先生の送る言葉は
負けるな
弱いものをいじめるな
嘘をつくな
嘘をつくと心が汚れていきます
正直者は心を強くしていきます
温かくて強い言葉でした。
子供達の心の奥深くにずっと残りますように