活動内容

奈良市 ポイント制度

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長年、高齢者福祉の制度で ご愛用を頂いていました「老春手帳」が「ななまるカード」に変更されました。ウオーキングやボランティアに参加をすると、ポイントが貯まり、そのポイントを使って、指定店で買い物をしたり、バスチャージが出来る仕組みですが、この制度は市民理解が後回しの制度運用となりますので、現実は 入浴補助事業が廃止される事になる等、様々な弊害も予想されます。

1年の時間をかけて、議論を続けてきましたが、市長は、事業の公平さを訴えてこられ、1部の対象者を優遇する施策だとして入浴補助事業は廃止が決定しました。ポイント事業と議論は分けてするべきだったと思いますが、1部の方と言われる人をどのように捉えておられるのか、福祉事業の目的をどう解釈するのか、理解の仕方、見方によって立ち位置が全て変わってきます。私が所属する会派は、ポイント事業に高齢者施策を載せてきたことが、納得出来ませんでした。

ポイント事業を市民活動の活性化に結びつけるのと、高齢者の健康増進や介護予防に結びつけるのは、乱暴ではないかと申し上げてきました。制度運用が始まり、さらにポイントに商業振興が加わり迷走を始めていかないか、危惧しております。

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