活動内容

内示会(3月 定例会)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

平成27年度当初予算案が奈良市から議会に提示されました。一般会計の総額はおよそ、1273億で 市税は517億と前年度から比べ6億余りのマイナスとなりました。法人税率の引き下げがあり、1億8千万の減収となったことが、影響しました。また、消費増税の影響で地方消費税交付金は、54億円となりました。
歳出ですが、義務的経費が7 14億6千万と扶助費が7億余り増えて、その内の298億余りをしめています。皆様から納税して頂く市税と国から分配される交付金で、簡単に言えば市政は運用されていますが、それだけでは、足らないので市債が発行されています。その額は143億円でした。仲川市政は、2期目に入り 来年度の予算の骨格を
1.観光を中心とした地域の魅力、経済の向上
2.安心して子育ての出来る環境づくり
3.安心、安全で住民の活力があふれるまちづくり
をあげて編成されました。
私が理解するに 観光行政に厚く配分した予算でそこに地域振興や防災、子育て支援等を載せて来た編成に感じました。
観光行政は手をつけやすく、また派手な側面もあり効果も期待しやすいのかもわかりません。新規事業の多くが、
奈良町関連予算、海外の観光客誘致、猿沢池周辺活性化、起業家支援と3億円近い予算が配分されました。
これで、住んでいる私達自身が 住んで良かった!住み続けたい街!として感じられるのか?
この予算から感じる事が出来るのか疑問に感じました。
少子高齢化のまちづくりとして、今からは待ったなしで作り上げて行かない街の整備に地域包括ケアシステムの構築があります。
認知症になった高齢者の方々が安心して住み続ける街、障害のある方が一緒に暮らす街、母子 父子の方々が子育てしやすい街、そして若い方々が社会に絶望しない温かい街…その為に地域の方々の力を借りて自分達の街をそれぞれで作り上げていく事が今、私達に求められている事です。
それは、誰にとっても住みやすい街です。
その予算が1100万でした。
市長の姿勢が見て取れます。
いつも、思いますが市政運営というのは1番難しい事、1番大変な事、時間の沢山かかる事…そこからスタートをしていかなければならないのではないでしょうか?
そこには、常に覚悟が必要です。
去年、予算編成で感じた自分の責任感をきっちり質問に変えて市長に問いかけようと思っています。
最後に議会費のご報告をします。
7億7000万余りですが、皆様からの血税をしっかり受け止めて働かせていただきます。

20150221-094704.jpg

20150221-094722.jpg

20150221-094903.jpg

20150221-094916.jpg

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る