今月の報告

平成27年 2月に思う事

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2月に入った日曜日の朝 いきなり眠気も覚めるような 後藤健二氏殺害の残酷なニュースが飛び込んできました。今年に入ってから湯川氏殺害の報道もあり、イスラム国を巡る世界情勢を私達は、自国の事として大きく捉えていかなければならない事実を突き付けられました。

突き動かされる思い
私自身は、真のこの思いに到達したことが、無いように思います。
人道支援とはいえ、長い時間をその活動の為に 家族を残し生きていく。
これまでにも 何人の日本人が地球の向こう側で、命を失っていかれた事でしょう。
国際社会の中で、日本の果たす役割を考えた時 常に自国の安全保障の考え方に議論が
沸き起こり、同時に世界平和に貢献する日本の在り方について論争が展開されてきました。
しかし 突き詰めていえばワイツゼッカー元独大統領が終戦40年で演説をされた言葉に示されるように
「どの国も 戦争や暴力に罪深い間違いを犯した歴史から自由になれない」
「罪は集団ではなく個人的なものだ」
「非人間的な行いを記憶しない者は、また非人間的な考えに汚染される恐れがある」
このように、過去を説きながら未来に言及されました。

3月の予算質疑に向けて準備を始め、関連する委員会を明日に控えて準備をしていましたが、自分の中に喝を入れられたように思います。 自分が日本人である事、今いる場所で生きている事、人の為に生きる事の意味、 様々な事が頭によぎり、考えがまとまりません。 しかし、突き動かされる思いは 誰しもが自分の中に持つことが出来て、私自身の使命は 奈良市の中で自分がやらなければいけない事をしっかり把握し粛々とこなしていく事です。
奈良市では、社会保障の制度が改正され、保険料も値上げが予定されており、子ども子育て支援制度の法律改正では公定価格の基準が、所得税から住民税に変更されるなど、大きく 暮らしの中に影響が出てきます。 クリーンセンターのプロボーザル事業者も選定が終了し、どの事案も目が離せなくなっています。

3月は正念場と捉えてしっかりと向き合いたいと考えています。
ISの組織は、卑劣な行為を行った上に 我々日本国民にも声明を出しました。
顔も見せず、ナイフをちらつかせ 尊い命を奪った組織に我々日本国民はなすすべも
ありませんが、安倍総理と同じように テロを否定しテロには屈しないと私も意見表明 をしたいと思います。

そして、湯川さん 後藤さんの魂に心からの安らぎと
哀悼の意を捧げたいと思います。
ご家族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。

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