活動内容

認知症 勉強会

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今年の始めに、認知症の患者数の予想数がさらに増えて2025年には700万人へと膨らむ恐れがあると政府から発表がありました。
奈良市でも、認知症を恐れてばかりいないで、しっかり勉強をするべきだと、あちらこちらで学習会が開催されています。
平城公民館でも およそ30人の方々と共に奈良県御所市の秋津病院の精神保健福祉士と認知症看護認定看護師の方の講演をお聴きしました。
昨年、市民便りでも案内をさせていただきましたが、奈良市にも認知症疾患医療センターとして、吉田病院が指定をされたことをお知らせしました。
認知症は、細かく分けると4ツの型に分けられ なかなか診断をきちんと出来る医師が少ないと言われています。その中には、治る認知症もありますので、専門機関の早期発見、早期診断が必要です。
高齢化や家族形態の中で、身近に家族がいなければ気付いてあげる事も出来にくい病気です。その中で、国は 社会保障を削減していく方向で、要支援者の方々を地域で見守る体制作りをする為に地域包括システムの構築を進めて、民生委員や自治会、NPO法人などでケアをしていく事になります。誰もが、老いを避けられない人生の中で、認知症になってもならなくても、きちんと見守れる社会を作ることが求められています。奈良市は、残念ながらこのシステム作りが遅れています。奈良県は、手を挙げてくれれば 幾らでも協力を取る体制作りが進んでいますが、奈良市の準備不足でテーブルに座る機関も極端に少ない状態です。理由は、窓口になる担当課さえ、決まっていないからです。3月の予算編成を控えて、しっかり発言をしていかなければと考えています。

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