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衆議員選挙の結末

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第47回衆院選が終わり、自公が大勝する形で結果が出ましたが始めから争点をぼかした電撃解散で、負に落ちない気持ちで選挙に行かれた方も多いはずです。奈良市にも大物と言われる政治家が何人も入られ人寄せだけは、しっかりされるパフォーマンスを繰り返されました。しかし、政治家の出したメッセージでどれだけの心に残る言葉を有権者に伝えることができたのか?疑問に感じています。戦後最低レベルの投票率に見られるように政治が暮らしに1番遠い所に行ってしまったような、そんな気さえしています。行き過ぎた円安が暮らしを直撃し、原発事故で4万人の暮らしが元にもどれず、いくら増税を先延ばしにしようが暮らしの重苦しさは変わるものでもなく…結果700億という膨大な税金が投入され国民の理解がこれで成されたという結論になるのは納得出来ないと私自身は感じています。奈良市でも9400万の補正予算が計上されました。民意が置き去りにされた上に税金だけが多額に使われた事は今の社会情勢て許される事だったのでしょうか?私は市会で無所属の会派にいますが、発言や行動は相談の上で自由にやらせていただいています。市長の出される議案には納得いくまで調べて賛否を考えます。政党に属すると先に党議拘束や意見に縛られ自由に考えたり発言する事が出来にくくなります。政治家の独自性が失われ自ら進んでの調査や研究をする事が少なくなり、しがらみで がんじがらめになっていく方も沢山おられます。結果的に私利私欲に走る政治家の為に政治不信を募らせてしまう事になりましたが民意を表す機会は、選挙でしかありませんので私も含め政治を仕事にしている方は常に自分の首を差し出しながら覚悟を持って仕事をするべきと思います。

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