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社会を明るくする運動

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今月は、犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力を強くする為の啓発月間です。私の地域にも至徳会と言う名前の更生保護施設があります。犯罪を犯した方が、また社会に復帰して行く時に支えが必要となりますが、地域の中でも民生委員さんや保護司さんが活躍されています。私も 普段の生活の中で あまり意識する事なく過ごしてきましたが、昨年から地域を回るなかで、何度かお邪魔させていただいています。今日は、ならまちセンターで、少年刑務所長の話しを聞かせていただきました。犯罪を犯す少年達の傾向として特徴的になってきている事に現代社会の縮図が見てとれます。

1.反社会的だった少年が、非社会的に
2.愛着障害の少年の増加
3.虐待被害の負の連鎖
が挙げられます。

少子化の流れの中で、少年刑務所も稼働率が半分になっている所もありますが、少年達は他者と交わる事を苦手とし愛される事を実感出来ずに犯罪へと向かってしまった背景には、この国を作ってきた私達全体の責任でもあるような想いにとらわれました。いつも感じている私の中の感覚に 「自分は通過点である」と言う思いがあります。次の世代に渡すバトンの渡し方を 責任を持ってきちんと渡したいと思います。

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