今月の報告

令和3年 1月に思う事
【丑年の始めに…】

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嵐のような2020年が過ぎ去り、新しい年がやってきました。 例年通りとはいかなくても年の初めを素直に寿ぎ、皆様と共に一年を始めさせていただきたいと思います。

コロナ渦の中では近い方が病に冒されていたり、感染リスクのある中で仕事に従事をしている方も多くいらっしゃる事と思います。私自身も家族に医療従事者がいることにより自ら行動制限をかけて、本人は元より周りの関係者まで気が抜けない生活を今も続けています。

自主隔離に近い状況をずっと自らに課すことには辛い想いもありますが、現場の最前線で自らの危険と隣り合わせで働いている方々に比べれば、はるかに優しい道を歩ませていただいている気がしています。

年初早々の通常国会では特措法が優先審議され休業や営業時間の短縮など国民生活に直結した改正が行われる予定です。本来なら来年度予算の骨格が見える時期ですが、このままでは別の意味で来年度予算の編成について危惧して行かなければならない状況です。税収が上がらない事がはっきりと予測出来ている中、生活困窮者を含めた弱者をどのように守って行く事が出来るのか?

そのことが問われるのが今からです。

政治に関わる者、行政職に従事する者、今こそ国民の財産と生命を守る意義について一人一人が思いを致して仕事をしていかなければならないと思っています。

これからの数カ月は緊張感を持って仕事に邁進して行きたいとおもいます。

静かな年末年始を送らなければならない、その裏の真実をしっかり読み取り、自分の役割と責任を果たして行く所存です。

市民の皆様におかれましては日常の生活を守りつつ、周りの方への配慮と心遣いをお願いし、元気にお過ごしくださいます様にお祈りしています。

奈良市議会
鍵田美智子

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