今月の報告

令和2年 12月に思う事
【残骨灰の行方について】

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ようやく厳しい12月の寒さとなりました。12月議会が開催されていたこともありますが1年の終わりを迎えて一日一日を複雑な思いですごしていました。

今年は1年のほとんどがコロナ対策に追われ、今もって生活困窮者の方々が暮らしに喘ぎ、弱者と言われる方々は普通に暮らす事さえ難しくなっています。

私は夫を9年前に送った事もあって、12月は特別な想いの中ですごしています。夫を送った白毫寺の火葬場の最終局面や、新斎苑の建設計画に対しても思うところが多くあります。

現在、社会情勢の悪化で自殺者も増加し、それでなくても多死社会を迎えている奈良市も葬送の業務や在り方について真剣な議論が必要とされています。

そんな中、12月議会の個人質問で、奈良市が残骨灰を有価物として処理をする事を含めて検討をしていることが判明しました。

奈良市の葬送の業務の在り方を変更するなら、市民にきちんと説明責任を果たす様に質疑を重ねました。

2020年がまもなく終わります。
新しい年を気持ちよく迎えるために、誰もが少しでも顔をあげて前を見て行けるような明るい話題を提供したいと思っていましたが、大きな問題提起をしてご挨拶を閉めさせていただきたいと思います。

年の瀬に向けて体調管理に留意して元気にお過ごしください。

奈良市議会
鍵田美智子

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