今月の報告

平成30年 6月に思う事
【地球規模で求められている事】

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沖縄から九州にかけて昨年より少し早い梅雨入りとなりました。
本格的な梅雨入りを前に、雨模様の空を見上げると胸がザワザワするのは、降り続く雨や一時の雨で猛烈な災害をもたらす気象の変化によるものだと私自身は思います。
 
5月は環境系の勉強に時間を割きました。
市民環境委員会に所属している中で、エネルギー政策やこれからの環境問題を論じるのに、いかに自分が勉強をしていないか、自分の中に蓄積しているものが少ないかを日々痛感しながら仕事をしています。皆様から託されている責任をどの様に果たしていくのか、それが 私に託されている職責そのものだと感じています。
 
昨年 奈良市地球温暖化対策地域協議会に一市民として入会もさせていただきました。この団体は10年前から活動をし、一人の市民として出来る活動を多岐に渡って行っています。ゴミ減量の啓発活動、マイカーの自粛の為の活動、エコな暮らしを考える等々…
 
そんな会合の中で、隣のテーブルで話されていた会話が、高齢者同士の家庭になると、それぞれが妥協せずに暮らしをする…でした。
 
例えば、
家の電気は明るくして新聞を読みたい…
その横で片っ端から電気を消していく自分…
テレビを朝からつけて、加計学園から日大アメフトタックルまで見たい自分
その横でクラシック音楽を聞く為にラジオに耳を傾けるご主人…
省エネやエコな暮らしをする事からほど遠い現実をみんなで真剣に話し合っておられました。
 
思うのは私も同じ…  
地球の為に 環境の為に 世界規模でやらなければならない目標が出来ていても現実の暮らしに照らし合わせれば何も出来ていない自分がいます。
そして空を見上げて不安がる自分がいる 
 
矛盾だらけの中で生きている現代社会ですが、行動することが求められる時代に入りました。
低炭素社会の実現です。
  
二酸化炭素の排出を少しでも少なくして、温室効果ガスの排出量を抑えるために努力をしていく事を指します。
 
我が家では忠兵衛が亡くなった年、2011年に東日本大震災が発生しました。
忠兵衛はあの時電気の消費量を抑えるために、
「夏場のクーラーは禁止」
「お風呂の掛け湯の桶は子供用の小さなもので」
その言葉が遺言みたいな形になりました。
 
なので、あれからクーラーがつけられなくなってしまいました。我が家のような極端な例は別にしましても、ご自分で考えられたエコな暮らしの実践をしていただけたら嬉しく思います。
 

奈良市議会
鍵田美智子

 

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