今月の報告

平成28年 10月に思う事
【私自身の事】

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 大きな本会議が終わると、私は、撮りためしていたビデオや新聞の資料をゆっくり見るようにしていますが、現在、豊洲市場の報道や地方議会の政活費の不正受給の問題など、気なる事が多く報道されていますので、ゆっくり心を落ち着かせて自分の考えを整理し、抱えている仕事に向き合うことが難しいようなザワザワした気持ちでいます。
 
 休会中は、政務活動費を使わせていただき、新しい制度が変更になるときの研修会や、財政や予算の仕組みに関する地方自治の財政の勉強にも出かけていきます。資料をいただき、録音もしますが、その時は分かったつもりでも、後になればチンプンカンプンな事も正直、あります。
 
 議員として、市会議員は地方議会のスタートとされる所ですが、色々な立場を持って上がってくる人もいれば、私のようになんのしがらみもなく、また背負わされたものもない人間もいます。
 
 私が、有るのは、夫、忠兵衛が愛した奈良市、また地元と言われる鼓阪地域の事を想い働かせて頂く、この事だけのような気がします。
 
後援会は、持ちません。
 
 義父の忠三郎の「忠山会」、夫の忠兵衛の「鍵忠会」、は解散しましたが、この後援会は規約にありましたように、政治家個人を支援する組織団体であり、私がお願いできる私の為の政治団体ではありませんでした。
 
 後援会を持たない事は、私の覚悟であり、一定の組織のためでなく、広く市民の為に言葉を選び、考えをまとめ、平素から、自分の政治活動に透明性を持って、公開もしていく、この事を常に念頭に置いて働かせていただいています。
 
確かに、当選させて頂いたのは、「鍵田」の名前があったからこそでしょう。
そのことも よく自覚しております。
 
私自身も 「鍵田」の名を一番大切に思っているからこそ、そこに安住するわけにはいかないのです。また、私自身を理解しようとして下さる方は、等身大の私を見にこられるでしょう。
 
その時に、私自身が無理をすることなく、政治家としても 人としても 同じスタンスでいることが、一番必要なことではないかと考えています。
 
古くから、鍵田家を知り、御縁を繋いでいただいた方々には、生意気に聞こえるかも分かりませんが、忠兵衛が裏表なく、多くの人に愛され、生き切ったように、私もまず人として真っ直ぐに生きて、素直に考える、そして間違ったことをしない、この事を今一度、私を選んで見守っていて下さる方々にお約束して、残りわずかとなりました議員生活を過ごしてまいりたいと思います。

                             奈良市議会
                             鍵田美智子

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