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鹿野園町 住民集会「似て非なるもの」

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5月7日、鹿野園町ど新斎苑建設計画に対する地元住民主催の集会がありました。

住民の要請により、迷いはありましたが参加をしました。

およそ、3時間 殆どが、住民からの計画に対する工事の影響、これまでから抱えておられる土地に対する不安を奈良市、地質調査の専門業者に質問をされました。

その中で 又明らかにされた事が、

1.新斎苑建設の範囲以外、工事による周辺地への影響調査はしていない事

2.土石流の警戒区域であるにもかかわらず、移動可能土砂量3050立方mの根拠が明らかではない事

が判明しました。

住民の不安を払拭する目的なのに、新たな疑問が又 積み重なります。

出席者の中から、市長に対し「対案への話し合いを持つつもりはないのか?」に対し、「未来の会の議員がいるので、直接答えて貰えれば…」から、質疑が住民の外に出てしまう事になりました。

名指し  です。

どの様な意図があり、このような展開をされたのか、私にはわかりません。

しかし市長の名指しでしたので、発言はさせていただきました。

事前に説明しておく事は対案の事です。

現在、市長が提案されている計画案がありますので、一緒に並べて審議をする事はありません。

何故なら、議員には提案権がないからです。

市長が、現在 提案されている計画案を取り下げない限り、表には出せない案である事を理解して下さい。

市長が集会の場で対案を話させようとする事自体が、議会制民主主義をご理解頂けていないという事です。

私が発言の機会を頂いて話した事は、

市長が、

議会の3分の2の議決で下した新斎苑建設計画に対する修正案の可決、請願7号の建設計画の白紙撤回の重みを感じていない事、

新たな鹿野園町に対する道路予算などを計上するなら、開かれた場で協議し、議論も議場で行いましょう。

きちんと議会と向き合っていただきたい。

と申しあげました。

そもそも、集会で市長と議員が論戦するのも 可笑しな話しです。

市長は、大変 ムキになってお答えでした。

「鍵田議員のおっしゃった事に私も一言申しあげないと一方通行になります。修正案の可決に対し、みなさんが同じ理由で賛成したのかどうかは似て非なるもので、鍵田議員が代弁をするのは、踏み込み過ぎている」の発言でした。

それなら、議会の議決は必要とされなくなりませんか?

議会の存在さえ危うくなりませんか?

議決の中身を精査し、重きをおくのは誰なのでしょうか?

色々な考え、色々な立場を持って、議場で議論をし、採決していくのが議会です。

続きは6月議会で… 

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