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ひのきしん隊 ご存知でしょうか?

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奈良県天理市に天理教教会本部が置かれ、病院、大学、博物館、など様々な施設も備えて街全体が信仰の故郷として所在しています。
信仰の柱には、教祖の生き方を手本とし、あらゆる人々の救済を目的とされ、助けあって仲良く暮らす「陽気暮らし」を実現する事を求めておられます。
災害救援ひのきしん隊は、昭和46年に発足した全国規模の災害救援組織です。
 
東大日本震災、山口県土砂災害、昨今の大きな災害では、必ずと言っていいほど駆けつけて自治体と共に災害復興をして、人知れず帰って行かれます。
皆、別に職業を持ち、それぞれの場所で活躍をしていますが、重機やチェーンソー火器を扱うプロ集団です。
 
その、ひのきしん隊の平成27年の訓練地として奈良市を選んでいただき、青山近隣公園の周辺整備をしていただいたのです。
始めに公園緑地課に相談に行った時は、係りの方は半信半疑でした。
 
この青山近隣公園は、昭和40年代以降から造成されて行った宅地ですが、樹木が天に伸び、松が立ち枯れを起こし、地元に方々には手に負えなくなっています。
そんな所に、ひのきしん隊が来られ、訓練として伐採や整備をして下さったのです。
2日間の広範囲な作業で、しかも 食事やお世話をかけない「自己完結型」です。
素晴らしい集団です。
 
総勢60人、奈良、吉野、御所、橿原、桜井、生駒、県内各地から奈良市の為に駆けつけて下さった、天理教ひのきしん隊の皆様に心からの感謝と敬意を表したいと思います。

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